• 【講演内容】

  少子高齢化、財政赤字、格差、社会の分断──。
  これまでの「負担か、給付か」「増税か、削減か」という二項対立では、もはや社会を支えきれません。
  今こそ求められるのは、分断ではなく“支え合い”の新しい仕組みです。
  失われた30年。
  日本経済は、異次元金融緩和・バラマキ財政のもとでも停滞を続けました。
  高市政権の積極財政は、日本経済の光明となるのか？
  財政政策・税制改革の第一人者、土居教授が提示するのは、税と社会保障を一体として再設計する未来のビジョン。
  公平性・成長・持続可能性の両立をどう実現するか？
  「分断を超える制度設計」のリアルな課題と可能性を、第一人者が明快に解き明かします。
  
  ▶給付付き税額控除がもたらす新しい再分配メカニズム
  ▶税と社会保険料の一元徴収が実現する行政・企業の効率化とは
  ▶所得税・消費税改革が家計と企業行動に与える影響
  ▶マイナンバーの徹底活用による「公正で透明な社会」の実現可能性
  ▶政策決定の裏側から見る、日本財政再建のリアル
  
  
  
  

• 【講師プロフィール】

  1970年生まれ、奈良県出身。
  大阪大学卒、東京大学大学院博士。
  2009年より
  慶応義塾大学経済学部教授。
  東京財団上席フェロー。
  政府関係の役職として、財政制度等審議会、税制調査会、社会保障審議会等の委員を歴任。
  
  
  
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＜著書＞

• 『税と社会保障でニッポンをどう再生するか』（共著、2016年）
  
• 『平成の経済政策はどう決められたか』（2020年）
  

＜近著＞